会津よつばについて

ごあいさつ

代表理事組合長 原 喜代志

 平素より当JAの事業各般にわたりご利用とご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
 昨夏は記録的な猛暑により、米をはじめとする農畜産物全般で生育に大きな影響を受け、今後の高温対策が課題となった年でした。
 一方、新型コロナウイルス感染症の5類移行により経済活動が活発化し、「会津夏祭り」を昨年に引き続き東京都内において開催しました。そこでは各市町村のすぐれた農畜産物を消費者へPRし、会津ブランドの魅力の発信をよりいっそう進めることができました。
 昨年七月には「昭和かすみ草」がGI(地理的表示)に登録認証されました。さらに「昭和かすみ草」と「南郷トマト」については販売額が過去最高を記録するとともに、それぞれ一般社団法人日本記念日協会から認定を受け「昭和かすみ草の日」「南郷トマトの日」が制定されました。
 他県JAとの関わりについては、JA佐渡との連携により、「産地直送あいのり便」を活用した農畜産物の運搬や、お互いの特産品を販売するフェアの開催など、今後の交流活性化が期待できます。
 また、四年ぶりとなるJAまつりを各地区で開催し、大盛況となりました。
 本年はアスパラガス、きゅうり、チェリートマトの選果・予冷設備を備えた「会津野菜館」が稼働五年目を迎えます。一元集荷一元販売による効率化と有利販売に努め、生産拡大に向けて新規栽培者や大規模経営化、施設園芸の拡大を推進してまいります。
 また東電のALPS処理水の海洋放出による風評被害対策や、原油・肥料価格の高騰による農家所得の減少が懸念されておりますが、本年も昨年に引き続き、農家所得の向上に努めてまいります。
 令和六年は、JA会津よつばにとって、第三次中期経営計画と第二次地域農業振興計画の最終年となります。
 引き続き「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標に掲げ、地域になくてはならないJAであり続けるため、組合員との対話を通じて、総合事業を基本とした「不断の自己改革」の実践に全力で取り組んでまいります。
 結びに、JA会津よつばの基本理念である「会津の豊かな自然と文化を守り、夢と活力のある農業と、安心して暮らせる地域社会の実現」に向けて、役職員一丸となって取り組んでまいります。皆様方の益々のご繁栄とご多幸をご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

2024年1月

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