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年末年始の料理編
今年も残すところ半月ですが、寒さが厳しい年末になりそうです。しかし、年末年始には、人が集まる機会も増え、地域・家庭ごとに違うご馳走がたくさん並び、面白い発見も多いですよね。
そこで、今回は、1回作っておけば、様々な料理に活用できるレシピをご紹介します。
会津のお正月
年末には温かい「年越しそば」を食べる方も多いのではないでしょうか。年越しそばは、ほかの麺類より切れやすい特徴から、一年の厄を切るという意味で大晦日に食べる風習が出来たと言われています。
また、お正月に食べる代表的な料理として「おせち料理」があります。これは、もともと季節の変わり目の節句に作物の収穫に感謝して神様にお供えしていたのが始まりと言われており、重箱に詰めた料理や材料1つ1つに意味が込められています。
会津では、こづゆやニシンの山椒漬け、鯉のうま煮などの郷土料理が並びます。会津には、「餅蕎麦ごっつぉ(餅と蕎麦のご馳走)」という言葉もあり、古くからお餅とお蕎麦は最高のご馳走とされています。これからもお正月の風習を大切に受け継いでいきたいですね。
万能煮込み汁
【材料】
- 人参
- 長ねぎ
- 玉葱
- 生姜
- 大根
- ゴボウ
- りんご
- 椎茸
- 鶏もも肉
- 卵
- 醤油
【作り方】
- 作り方
- それぞれの材料を大きめに切る。
人参・ゴボウ:皮を剥き、乱切りにする。
長ねぎ:5cmの長さに切る。
玉葱:皮を剥き、縦に切れ目を入れる。
生姜:皮を剥く。
大根:皮を剥き、3cmほどの輪切りにする。
りんご:4等分にして、種と芯を取り除く。
椎茸:石づきを取る。 - 卵を洗っておく。
- 鍋に水と鶏もも肉を入れ、火にかける。
- 沸騰したら、具材を火の通りにくいものから入れる。
- 具材にある程度、火が通ったら、醤油を入れる。
- 強火から、様子を見て徐々に弱火にしてじっくり煮込んだら完成!
香り豊かなかつお出汁
【作り方】
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら止める。
- 1リットルに対し30gのかつお削り節を入れて、1~2分置く。
- クッキングペーパーなどを使い、出汁をこす。
- 醤油、みりん、酒、塩でお好みの味に仕上げる。
こってりめの煮込み汁は、蕎麦・うどん・ラーメンなどの麺類やお雑煮にもよく合います。お米を入れて煮込み、卵でとじた雑炊にしても、美味しくいただけます!さっぱりめがお好きな方は、かつお出汁がオススメです。1度作っておくと様々な料理に使え、忙しい年末年始の手助けになるのではないでしょうか♪