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お花見のお供に!お団子編
縄文時代から食べられていたといわれているお団子。行楽シーズンになり、お団子を食べる機会も多いのではないでしょうか。三食鮮やかな花見団子や、白玉団子、みたらし団子などたくさんの種類があり、地域によっても特色があるようです。その中でも、今回は、旬の「よもぎ」を使ったよもぎ団子についてお話しします。
よもぎの歴史
春になると目にするようになるよもぎ。踏まれたり、むしられたりしても、日当たりがよければどんどん繁殖していきます。このよもぎの生命力にあやかって、魔よけや厄払いとして使用されることもあります。
よもぎ団子もそのひとつです。よもぎ団子の別名は草団子。草団子は当初、春の七草の1つ母子草を使用していましたが、今日では、よもぎを使うようになりました。
よもぎの効果
よもぎは、ハーブの女王といわれるほど万能な山草です。よもぎに含まれるクロロフィルによって、悪玉コレステロールを低下させる効果があったり、豊富に含まれている食物繊維によって、便秘解消やダイエットなどにも期待されています。さらに、さわやかな若草の香りは、リラックス・精神安定・ストレス解消にも効果的です。
春の香りを感じよう
【よもぎ団子】
【材料】(4人分)
・よもぎ…………… 20g
・だんご粉………300g
・砂糖…………… 50g
・お湯…… 適量
・重層…… 少々
【よもぎの下ごしらえ】
- よもぎについてるゴミや、かたい部分がある場合は取り除いておく
- 鍋にお湯を沸騰させ、重層を入れて、その後よもぎの芯がやわらかくなるまで茹でる。
- ざるによもぎをあけ、冷水で洗う(よもぎが冷たくなるまで)
- ネットに入れ、1時間くらい水にひたし、アクを抜く。
- よもぎを絞り、水気を切っておく
【作り方】
- ボウルにだんご粉をいれ、ぬるま湯を少しずつ加え混ぜます。
- 耳たぶくらいの硬さになったら、1口くらいの大きさに丸め、薄く伸ばします。
- 沸騰したお湯に静かに1つずついれ、浮いてきたらお湯から取りあげ、冷水にさらしてぬめりを取ります。
- とりあげた団子をボウルにうつし、よもぎと砂糖を加え、もう一度まとめてこねます。
- 全体的によもぎが混ざったら、再度1口大に丸めます。
- お好みであんこやきな粉、いちごなどをトッピングすれば完成!
※2度こねることで、やわらかさが長持ちします♪