スペシャル情報
家庭の味おふかし編
秋の味覚といえばきのこご飯はその代表といえるほど馴染み深いものです。秋を丸ごと味わえるような風味バツグンのきのこご飯に、今回は舞茸を使ってみました。香り豊かで歯ごたえよく、人参やごぼうといった野菜と一緒に蒸した出来上がりは思わず見入ってしまうほど。味覚、嗅覚、視覚を刺激する季節のきのこを使ったおふかしを作ってみましょう。
【季節のきのこを使ったおふかし】
【前日作業】
- 作る前日にもち米は研ぎ、水につけておく。
- 干ししいたけも水につけてもどす。この時、水に砂糖を入れると戻りがはやい。
【下 準 備】※下準備の具材は味を濃い目に作るのがポイント。
- ごぼうを刻むとき、少し灰ぬきとして水に浸す。(この時に塩を水に入れると、灰汁が早く抜ける。)
- 人参もさっと湯がいておくと蒸したとき色が鮮やかになる。
- 深めの鍋に、ごま油をいれ鶏肉をかるく色が変わる位に炒める。
- 砂糖・塩・みりん・めんつゆの順で味付けをする。この時、味は濃い目に作っておく。
【材料】(5人分)
・もち米750g ……… 5合
・鶏もも肉……… 100g
・にんじん………… 50g
・干し舞茸………… 15g
・ごぼう…………… 50g
・季節の緑のもの(いんげん・青豆)
<調味料>
・ごま油……… 大さじ2
・めんつゆ…………100g
・砂糖
・塩
・みりん…………… 少々
・お酒……………… 少々
【作り方】
- 一晩寝かしたもち米を、ざるに上げる。
- 蒸し布を水で洗って、蒸し器に敷きいれて、ざるのもち米を入れ、芯が無くなるまで蒸す。
※菜箸を刺してみて、サクサクという音がしなくなるまで蒸す。 - ボールに水を溜めておく。
- 蒸し上がったら、蒸しあがったもち米を布ごと蒸し器から取り出し、お尻の部分だけさっと、ボールに溜めておいた水に浸す。(打ち水:蒸し布にもち米が付きにくくなる。)
- 大きめの器に、蒸し上がったもち米と、<下準備>で作っておいた具材と混ぜ合わせ、めんつゆで味を整える。
その間に、蒸かし布をさっと洗い、蒸かし器に敷く。 - 混ぜ合わせた具材を蒸かし器の中にいれて再度蒸し、湯気が上がってきたら酒一合を入れて、アルコール分が抜けるまで蒸かす。(再び湯気が上がるとアルコールが抜ける。)
- 軽く混ぜ合わせ、器に盛り、彩りにいんげん・青豆をのせて完成。