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冬野菜の活用編
朝夕は寒気がひとしお身にしみるようになり、鍋やおでんなどが美味しい時期になりましたね。旬の食材でもあり、どちらの料理にも必ずと言ってよいほど使われる大根。凍みた大根は格別ですよね。でもこの大根、さらに様々な活用ができる万能食材ってご存知でしたか?今回は、大根を使ったレシピを紹介します!
干して活用しよう!
干しシイタケ、干し柿など昔から伝わる乾物には、保存性が高まることはもちろん、香りや旨味も増し、栄養価も高くなると言われています。切干大根などが有名ですが、この機会に自家製の干し大根はいかがでしょうか?しっかり水分が飛んだ干し大根は、腐りにくくなり、長期保存ができます。天日に干すと旨味が増して美味しくなり、栄養価も上がると言われています。
干し方①丸ごと干す!
たくあんなどで使われる大根の干し方です。気温が高いとカビが発生しやすくなるため、寒い時期に干すと良いでしょう。また、大根の葉も干して活用できます。時短のためには小口切りにしてから干すと良いでしょう。
干し方②大きく切って干す!
1㎝ほどの厚さで縦に切り、重ならないように注意して干します。食感もよく、はりはり漬けなどにオススメですよ!
干し方③千切り・短冊切りにして干す!
一般的に「切干大根」と言われている干し方です。ザルなどに並べて干しますが、量が多い場合は消毒した網戸なども活用できます!干す期間が数日で済み、煮物やサラダ、お味噌汁など様々な料理に使われます!
ポイント★塩水に浸して、水気をきって干すと変色防止になります!
漬物として活用しよう!一升漬け
醤油・麹・青唐辛子を1升ずつ使うことから、「一升漬け」と呼ばれるようになりました。地域によっては、「三升漬け」とも言われているようです。
材料
- 大根………………………1/3本
- 米麹………………………200g
- めんつゆ ……………… 200㏄
- 刻んだ唐辛子 ……………適量
- 細かく刻んだ生姜 ………適量
- シソの実 ………………お好み
- 塩…………………………適量
【作り方】
- 大根以外の材料全てを混ぜて漬け込み、密封容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
- たまにかき混ぜながら2~3か月寝かせたら一般的な一升漬けの完成です。
- 大根を1週間ほど干し、完全に乾燥しないうちに食べやすいサイズに切ります。
- 3を2~3日塩漬けにします。
- 4の水気を絞り、2と合わせて数日漬けます。
- 味が染み込んだら、完成です!