スペシャル情報
ほうれん草(ほうれん草のとろ~り卵のせ)
ほとんどの野菜が一年中栽培されている昨今、栄養価が高まりおいしさも増す『ほうれん草』の旬の季節は冬だとご存知ですか?霜にあたって甘みが増すと言われています。当JAの中でも標高の高い地区での栽培が多く、冷涼な地域で品質の良いほうれん草が栽培されています。他にも珍しいものだと私が右手に持っている【ちぢみほうれん草】が作られていますよ!「寒じめ栽培」という方法で作っているので、葉が厚くなり、寒さに耐える為に葉の表面が縮れ、そこに多くの糖分を蓄えるので甘みが強いのが特徴です♪
ほうれん草はとても栄養価が高い緑黄色野菜としても有名ですね。特にカロチンやビタミンC、鉄分を多く含んでいます。カロチンは抗酸化作用があると言われ、動脈硬化などを防ぐ効果があるとされています。また、カロチンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れ・かぜ予防にも有効ですよ。
根元の赤い部分には骨を丈夫にするマンガンが豊富に含まれていますので、捨てずに食べるようにしましょう。他にもビタミンB1・B2、カルシウムなど不足しがちな栄養素を含んでいて、なおかつ消化もよいので、みなさんたくさん食べて健康な体を維持しましょうね!
- 葉の緑色が濃く、葉が肉厚で張りがあるものを選びます。
- 根本はみずみずしく赤みが強いものが各種の栄養素が豊富に含まれていると言われています。
- ほうれん草を生のまま置いておく時は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫に立てておいて置くと良いです。早めに調理しましょう。茹でて水気を切り、冷凍保存すると便利です。
■生産者からのMessage■
北会津町の長谷川さんは、ほうれん草や小松菜、茎たち菜などをまんま~じゃへ出荷しています。ほうれん草は白菜などと比べても比較的軽量なので女性でも収穫しやすい野菜。長谷川さんのお宅では奥さんの恵子さんや息子さんも収穫作業を行っています。
ハウス栽培で秋ごろから種を蒔き、冬の寒い時期に随時収穫・出荷をされている長谷川さん。冬場は早朝だと葉が凍みていることもあるため、天候によって時間をずらし収穫するそうです。「草取りが大変ですね。他にも、天気によって一気に成長してしまったりするため、ちょうど良い大きさの時に収穫しきれない苦労があります」と話してくれました。
長谷川さんおすすめのほうれん草の食べ方は『バター炒め』と『おひたし』。息子さんもこの食べ方が大好きだそうです。
「まだまだ寒い会津のこの時期、ビタミン系の栄養分摂取のためにも、ぜひほうれん草を食べてくださいね!!」
旬の食材を使って
ほうれん草のとろ~り卵のせ
【材料】
ほうれん草 一束
卵2個
<タレ>
オイスターソース 大1/2
醤油 大1/2
ごま油 小1
- ほうれん草は茹でて、食べやすい大きさに切り、しっかり水気を切ってお皿にのせます。塩コショウ(分量外・少量)で炒めてもOKです。
- フライパンでスクランブルエッグを作り、1.のほうれん草にのせます。
- タレをかけて出来上がりです。