スペシャル情報
きゅうり(甘辛きゅうりの漬物)
夏を代表する人気の野菜『きゅうり』浅漬やサラダにしたりと様々な料理に使える便利な野菜です。ハウス栽培のおかげで冬以外は店頭に並びますが、旬の野菜だけあって夏にぴったりの効用があります。
きゅうりはそのほとんどが水分ですが、香りと歯ごたえが良くカリウム、マグネシウムなどのミネラルを含んでいます。カリウムには体内の余分な塩分を排出する効果があり、血圧を下げるのに役立ちます。また利尿効果もあるので、むくみの解消や、のぼせの改善にもなります。
きゅうりにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれますが、この酵素は酢を加えたり、50℃以上で加熱すると力を失うので酢の物にするのはとても合理的な食べ方ですね。
食べる時は板ずりといって、洗ってから塩を振りまな板の上で転がすとイボが取れ、色味も鮮やかになります。
- 張りがあってイボがチクチクして痛いくらいのものを選びましょう。
- 水分がほとんどの野菜なので、あまり冷えすぎると傷みやすいので注意が必要です。水気をとり、ラップなどに包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
■生産者からのMessage■
きゅうりは「シルフィー」という品種を7月中旬まで、その後「セレクト」という品種を10月まで出荷しています。シルフィーは皮が柔らかく、セレクトは皮が薄くえぐみが少ない品種です。きゅうりの他にもナス、トマトなどをまんま~じゃへ出荷しています。
私自身、野菜や自然に囲まれているのが幸せなので、食べた人たちが笑顔になるようにきゅうりには愛情をたっぷり込めて栽培しています。毎朝病気にならないように健康診断のように目を配り、元気なきゅうりを育てています。
夏の定番野菜のきゅうりですが、実際に夏バテの解消にも効果的です。特に、ぬか漬けにすると、ぬかのビタミンB1がしみ込んでいるので、きゅうりのビタミンCと共に、疲労回復に効果を発揮します。夏バテしないようさっぱりとしたサラダや、漬物などいかがでしょうか。
食は生命です。バランスよくいっぱい食べて、大地からのエネルギーに溢れた野菜の栄養を感じて欲しいです。
旬の食材を使って
甘辛きゅうりの漬物
【材料】
・胡瓜………………………… 2~3本
・醤油………………………… 100cc
・砂糖……………………… 大さじ4
・酒………………………… 大さじ2
・酢………………………… 小さじ1
・輪切り赤唐辛子…… 大さじ1杯分
- 調味料をすべて鍋に入れて煮立ったら火からおろす。
- きゅうりを乱切りにして(1)の漬け汁に漬けます。
- 1~2時間漬け込んで完成!