スペシャル情報
お餅料理編
日本人なら誰もが食べたことのあるお餅。お正月料理はもちろん、飾りにも使う年末年始には欠かせない存在です。数えきれないほどの食べ方があるお餅の中でも、会津で食べられている幾つかについてお話します。
お正月に食べる風習は平安時代にさかのぼります。元々餅は神様に捧げる神聖な食べ物で、ハレの日に食べることによって神仏より祝福されるという風習が現在でも続いています。また、もちは長く伸びて切れないことから、長寿を願う意味もあります。神様に供えたお餅を頂くことで1年間の無病息災を祈願してお正月にお餅を食べるのです。
【白虎隊も食べた くるみ餅】
【材料】(4人分)
・砂糖 大さじ1.5程度
・塩……… ひとつまみ
・くるみ………… 100g
・水………… 150cc
【作り方】
- くるみをすりこぎで潰します。(好みで形が残るようにするのもOK)
- 鍋に移し、水を加えます。
- 好みの甘さになるまで砂糖を加えます。
- 鍋を火にかけ、色が変わったら甘さを引き立てるために塩を少々入れます。
- 餅をいれて、出来たくるみ餡と絡めたら出来上がりです。
【湊地区のもてなし料理 とうふ餅】
【材料】(4人分)
・とうふ(木綿)…1パック
・砂糖…………… 小1
・しょうゆ………… 適量
・だし…………… 小1
・サラダ油……… 適量
【作り方】
- 木綿豆腐の水を切り、荒く潰します。
※(家庭によって形を残すようにするなど様々です) - 底が隠れる程度の油を引いた鍋に火をかけ、豆腐を入れる前に少し冷まします。
- 豆腐を入れ、火が通ったらだし、しょうゆを入れ味を付けます。
- 餅をちぎって入れれば完成です!
【会津の雑煮 つゆ餅】
【材料】(4人分)
・ごぼう………… 1/3
・しいたけ……… 2個
・とり肉…………… 80g
・しょうゆ………… 大1
・酒……………… 少々
【作り方】
- ごぼうをささがきにし、とり肉は小さく切り、しいたけは一口大に切ります。
- 鍋に油を入れ、とり肉をサッと炒めます。
- 他の材料も入れ、具が隠れるくらいの水を注いで火にかけます。
- 酒を入れ、ひと煮立ち。具がやわらかくなってきたらしょうゆを入れて味を調えます。
- つきたてのもちをちぎって入れて完成です。